こんばんは。
近所に住む70代のマダムと仲良くさせていただいています。マダムは人と関わることが大好きだとおっしゃっていて、引っ越して間もない私や子どもたちにもとても良くして頂いています。
私の話になるのですが、私は学生の頃、長期間人間関係のトラブルに悩まされてきました。あまり詳細に話すと身元がバレてしまうかもしれないのでとてもざっくり説明すると、いい人だと思って友達になったら実はとんでもない人だった…ということです。当時離れることのできない環境だったこともあり、4年近くずっと続きました。
これがきっかけで私は人間不信のような状態になってしまっていました。社会人になって、ママになって、話が弾んで連絡先を交換しても、あの人のようだったらどうしよう。これ以上踏み込まれたくない…などという考えが先行してしまい、新しい関係を築くことが全くできなくなっていたのです。
なので最初は近所の人とも関わりを持つのが怖くて、正直警戒をしていました。しかし積極的なマダムのペースに飲まれていくうち、警戒心が解けていきました。
何度か話す仲になったので、思い切って相談をしてみました。
「嫌な経験をしてから、人と関係を築くことが億劫になってしまって一歩が踏み出せない」
というと、マダムはこう教えてくれました。
・その場で停滞しているのはお勧めしない。全然楽しくない
・とても辛い思いをしただろうけど、その経験があなたを成長させて今のあなたになれたんだよ
・行動に移すのが苦手と言っていたけど、その子と離れるという選択をして行動したあなたはとても勇敢だよ
・歳を重ねると、人を見極めるアンテナが発達するわよ笑
いろんな事を経験してきた人生の先輩から貴重で励みになるアドバイスを頂いた日でした。
世の中は等価交換です。
私が読破した数少ない漫画である「鋼の錬金術師」でこんなセリフがあります。
「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる。それが錬金術における等価交換の原則だ」
これは人生においてもそうで、楽ばかりして壁から逃げてばかりでは何も得ることはできないのです。私も逃げていた現実と向き合おうと思っています。
そのために今日もいろんなところに問い合わせをしたりわからないことを聞いて回ったり、書類を書いたり見返したりしましたが、本当にしんどいです…引き続き目標の達成に向けて頑張ろうと思います。
