ママが私になるところ

2児の母が、1人の『私』に戻る日常ブログです。

避けては通れぬマルチタスク お気軽映画レビュー

こんばんは。

 

ここ最近いろんなイベントがどっと押し寄せてきています。楽しいイベントではなく、生きていく上で大切な手続きやなんやら…

私はマルチタスクが得意ではありません。なので予定をたくさん入れたり、1日に何個も予定をこなしたりするのが怖いです。何か少しでもトラブルが起きて時間が重なったりしてしまったら…?と考えてしまうので、予定と予定の間にはある程度の余裕を持っておかないと心配で胃がキリキリします。

そこに子どもを同伴させたり、子ども関係のことだと尚更です。子どもは急いでいる時に限って踏ん張るのでオムツの処理をしないといけなくなったり、大事な日に限って熱を出す生き物だからです。

 

私はある説明会に参加しないといけません。子どもは連れて行けません、ですがその日に限って夫も実家も誰も都合がつきません。そこでファミリーサポートを利用することに。

登録のための説明講習を受け、早々に預かってくれる方とマッチング、その方とのやり取りや打ち合わせ。

それと同時並行で別件の書類やメールのやり取り、そしてまた下の子は熱をぶり返してしまいました。

あの予定を延期、それでもダメならキャンセル。するとあの予定に影響が出るのでどうすればいいかの問い合わせ…そうしたらあの件が間に合わない?

あぁぁぁぁ頭が混乱する、大切なことをすっぽかしている気がする…

一つひとつ処理していくしかないですね。

 

手軽に映画レビュー 『キル・ボクスン』

暗殺を請け負う企業と契約し殺し屋をしているボクスン。

朝凄腕の最強殺し屋であり、同時に思春期の娘との接し方に悩むシングルマザーでもあります。

問題行動の多い娘に手を焼きながら仕事の陰謀に巻き込まれる彼女の運命はいかに…

 

韓国映画の特徴として、

・割合的に痛々しいシーンやグロテスクなシーンがリアルであること

・嫌味なやつがめちゃめちゃムカつく

という点が挙げられます。

主人公や彼女の周りの他の殺し屋たちのアクションもキレがあり、それでいて痛々しい!そしてとにかく悪役に徹する、主人公が所属する暗殺企業の理事!クゥゥムカつく女!

主人公とその周りの人たちの愛憎渦巻く複雑な関係も見ていてうずうずハラハラ。

何より主人公が非常にセクシーで魅力的。

仕事として人を殺すのも、娘を育てていくため。しかし母親である故にターゲットに感情移入してしまったことから彼女のキャリアが揺らぎ始め、彼女をよく思わないミニ理事が陥れようとしてきたりします。

同時に思春期で反抗期の娘の心の内が読めず、話してもぶつかるか、遠ざけられてばかり。セクシーでクールな殺し屋の時の彼女と対照的で、言い負かされて大きなため息をついて肩を落とすボクスン。そのギャップもまた素敵です。

母も仕事で娘も学校で、それぞれ大きなトラブルにぶち当たることになりますが、これが同時に2人を近づけるきっかけにもなるのでした。

主人公以外の殺し屋たちにもそれぞれ複雑な事情や他者への深い思いがあったりと皆魅力的です。

いろんな人たちに感情移入させられる魅力的な映画でした。


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